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2013年12月03日(火)

この記事を書いた人: kamiya kamiya

『ドメイン』の意味を説明できますか?

気温が低くなるにつれ、布団から出られなくなってきましたkamiyaです。
朝起きてまず行うことは、部屋を暖めることです。
冬の間、いつか寝坊をしてしまうとヒヤヒヤしております。
 
みなさまは『ドメイン』という言葉はご存じでしょうか。
耳にしたことは多いと思いますが、ではいったいどんな言葉の意味なのか説明することはできますか?

今回はインターネット用語でも基礎的なものである『ドメイン』についてお話させていただきます。

ドメインとは、インターネット上にあるコンピューターを特定するために使われる、一定のルールに従って作られた文字列のことを指します。
ホームページのアドレスや電子メールのアドレスの一部―― http://www. に続く部分であったり、 メールアドレスの@マーク以降がそれです。
実は、インターネット上でコンピューターを特定しているのは、「123.45.67.89」といった「IPアドレス」ですが、ドメインのIPアドレスと紐付くことで、IPアドレスをいちいち覚えなくても特定のコンピューターへアクセスしやすくする役目を持っています。
よく「インターネット上の住所のようなもの」と例えられますが、正確には「インターネット上の住所を分かりやすく見せるもの」になります。

とはいえドメインは「住所」に近い存在ですから、同じものは世界にふたつとありません。
たったひとつだけです。
ドメイン取得は先着順になっており、基本的に、先に取得した人がいた場合は、後から申請しても取得できません。
裏をかえせば、どんなドメインでも最初に申請すれば、それが「住所」になります。

ドメインは、世界中のさまざまな人々が利用するため、国や目的により分類されており、国際的に認定された機関が管理しています。

そして、ドメインには2種類のものが存在します。

ドメイン名の右端をトップレベルドメイン(TLD)といいます。
そこが大きく分けて2種類に大別されるのです。

一般トップレベルドメイン(gTLDドメイン)という、国籍や業種等に関係なく、個人や企業でも複数取得することが可能なもの。

主なgTLDドメイン一覧

ドメイン名用途法人個人
.com 営利組織向け
.net ネットワーク関連向け
.org 非営利組織向け
.info 情報サービス向け
.biz ビジネス用途向け
.name 個人向け
 
もう1つは国別トップレベルドメイン(ccTLDドメイン)という、国や地域に割り当てられたドメインです。
日本に割り当てられたドメインは「.jp」で、日本国内に住所を持つ組織や個人・団体が取得可能です。

主なccTLDドメイン

種類ドメイン名用途法人個人
汎用JPドメイン .jp

日本国内に在住していれば、個人も
登録可能

属性JPドメイン .co.jp 企業向け ×
.ne.jp ネットワークサービス向け ×
.ac.jp 教育機関向け(大学) ×
.go.jp 政府機関・特殊法人向け ×
※「△」は特定の法人のみ取得可能です。
 
弊社の企業名にも入っている「ac.jp」というドメイン名は、教育機関の中でも学校教育法および他の法律の規定による学校、大学共同利用機関、大学校、職業訓練校が取得可能となっているものです。
初等・中等教育機関に発行されるドメインとしては「ed.jp」がありますね。

ドメインを見るだけで、そのウェブサイトが所属する機関が分かるというわけです。

ドメインについてお分かりいただけましたでしょうか?
普段何気なく使っている言葉ですが、内容まで把握していらっしゃる方はもしかすると少ないかもしれません・・・。
意味を聞かれたときに困らないよう、基礎的な用語ほど理解をしておかなければいけませんね。

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