教育

2015年12月29日(火)

この記事を書いた人: Shingou Shingou

「プログラミング」は主要科目へ?

皆さんこんにちは。shingouです。

私が中学校の時には、PC(大きくてウィンウィン唸ってた気がします)を授業で触る機会がほんの少しだけあり、その当時はコンピュータというものがあまりにも身近な存在ではなく、PCがずらーっと並ぶ情報処理室に入ること自体、少し緊張したような記憶があります。

時代は変わり、昨今では小学校から「プログラミング」の授業を行っているところもある程、ITの教育自体が身近なものになってきています。
もちろんこの動きは世界的なものであり、文科省の「諸外国におけるプログラミング教育に関する調査研究」の報告にもあるように、各国で初等教育からカリキュラムに導入している程、「プログラミング」といったものが重要視されてきています。
※ただし、こういったIT教育の導入にはまだまだ課題も多く、各国でIT教育者不足や、環境維持面での人材不足、IT教育の在り方等、乗り越えるべき課題が多数ある状況ではあります

一般的に、「プログラミング」を学ぶことによって、論理的な思考や段階を踏んでの問題解決能力がつくと言われます。
初等教育の段階でこういった能力を育む機会は必要であると思いますし、ITに使われないためにも、仕組みに触れておくことはとても大切なことだと思います。
また、結果として現れやすいため、生徒の興味を惹きやすく、開発技術の発展もあり、とっつきにくさといった面も解消されており、今後より一層広まっていくことは確実かと思います。

ただ、もちろん「プログラミング」を授業に取り入れることによって、減らされる内容もあるわけで。
初等教育の限られている時間の中で、「プログラミング」に果たしてどれほどの時間を使うべきなのか、英語教育のように、教育現場では頭の痛い悩みのタネになるかもしれませんね。

近い未来、主要5科目に並ぶ形で、「プログラミング」といった科目が扱われる時代が来るかもしれませんが、「プログラミング」に限らず、何を学ばせるために何を伝えるのか、きちんと認識した上で、ICTを用いた教育といった面で、私たちも関わっていきたいと思います。

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