生活

2017年02月27日(月)

この記事を書いた人: Yosh Yosh

MBAならぬ"MFA"とは?

皆様こんにちは。sugitaです。

最近、『ハリウッドから学ぶ世界No.1の遺伝子』という本を読みました。
著者は、ディズニー・オン・クラシックの生みの親、中田昭利さんです。

いろいろと興味深かったのですが、今、MBAならぬMFAに注目が集まっているという箇所が印象に残りました。

MBAは、御存じのとおり経営学修士号のことです。では、MFAとは?

実は、映画プロデューサーや監督、脚本家、技術スタッフを養成するフィルムスクールにおける、美術学修士号(Master of Fine Arts)のことだそうです。

そして、MBAがアメリカで下火になり、2000年代前半からMFAが台頭してきているといいます。

なぜ、ビジネスの世界に感性の代名詞ともいえる映画関連の学位が注目されるのか?

それは、MBAがあまりにもドライ過ぎて、実際の経営の現場では様々な人間関係の軋轢が生じるようになったからだと主張します。あの経営学の祖、ピーター・ドラッガーも、MBAの限界を指摘していたといいます。

しかし、それを補う感性の力を磨くことで、多くの人の共感をよぶようなヒット商品を生み出すことができる。そういう期待があって、MFAが注目されるようになってきたようです。

今、必要なものはおおよそ満たされてきています。だからこそ、心の琴線に触れるような感性の力を磨き、多くの人に感動を与えるような商品やサービスを生み出していくことが、これからの鍵になるのではないかと思いました。

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